Appleは、Vision Proヘッドセット向けに、視線を使ってコンテンツをスクロールできる新機能を開発しており、デバイスのインタラクティブ体験をさらに向上させることを目指している。
事情に詳しい関係者によると、この視線移動機能は、近日発売予定のVision Proヘッドセット向けOSの最新バージョンであるvisionOS 3でテストされている。
関係者はプライバシー保護のため匿名を条件に、AppleはVision Proの既存の視線追跡ハードウェアとソフトウェアを活用して、システムをさらに進化させたいと考えていると述べた。Appleは、6月9日から開催される年次開発者会議で、この新しいVision Pro OSを発表する予定だ。
Appleはまた、同会議でiOS、iPadOS、macOSのメジャーアップグレードを発表する予定で、これらのプラットフォーム間でソフトウェア体験の統一性を高める改善も含まれる。
visionOS開発を担当するチームは先月再編され、旧Vision Products Groupの従業員が、同社のソフトウェアエンジニアリング組織内の新たに統合されたSiriとvisionOSのソフトウェアチームに移された。Appleの広報担当者はコメントを控えた。
