GoogleはAndroid設定の便利な機能、バックアップ詳細をひっそりと復活させました。8月にAndroidが再設計され、より洗練されたMaterial You(Material 3 Expressive)デザインになったことを受けて、詳細なバックアップ情報がついに復活しました。
Googleは再設計されたインターフェースでウェブサイトを大幅に簡素化しました。多数のサブセクションがあった代わりに、「写真と動画」と「その他のデバイスデータ」の2つのメインセクションのみが表示されます。後者には、デバイスのバックアップを有効にするスイッチと、モバイル接続または従量制Wi-Fi接続を使用するスイッチの2つだけが用意されています。Google Oneのストレージステータス情報もそのまま残っており、「ストレージをクリーンアップ」と「ストレージを追加」のオプションが用意されています。
Googleはインターフェースを簡素化し、驚きの新しいバックアップ詳細を追加しました。
Googleはこのビューに「バックアップ詳細」セクションを追加し、バックアップされている特定のデータを分かりやすく構造化されたコンテナで表示します。これには以下が含まれます。
SMSおよびMMSメッセージ
通話履歴
デバイス設定
アプリ(アプリデータとインストール済みアプリの総数を含む)
Googleは、今回のアップデートでユーザーからの苦情に対応しています。
これにより、以前のバージョンのバックアップ機能でユーザーが既に知っていたすべての情報が再び利用できるようになります。この概要が削除されたことで、実際にどのようなデータが保存されているのか分からなくなったという苦情が多く寄せられていました。
バックアップの詳細は、Google Play開発者サービス25.38以降で復元されます。アップデート済みのユーザーは、[設定] > [Google] > [バックアップを管理] でこの機能を見つけることができます。