macos 26(別名tahoe)は、launchdaemonsやlaunchagentsに加えて、appleがこれまで秘密にしていた新しい起動タイプであるlaunchangelsを追加しています。mac & iのライターであり、macosの専門家でもあるハワード・オークリー氏によって発見されたこのディレクトリは、/system/libraryフォルダに見つかりました。このテクノロジーの詳細は現在不明ですが、現在3つのapple-専用プログラムで使用されていることが確認されています。
3つのlaunchangelsが発見されました
daemonsはユーザーがログインする前にルートとして実行される独立したバックグラウンドプロセスであり、ユーザープロセスと間接的に対話し、launchdスクリプトによって管理されます。agentsはlaunchdスクリプトの制御下で実行されますが、ユーザーによってリクエストされ、プロセスやデーモンと直接対話します。これらはplistファイルを通じて管理されます。angelプロセスも同様に管理されています。
現在、システム(macos 26.0.1)には3つのlaunchangelsがあります。gameoverlayui、posterboard、accessibilityuiserverです。後者はアクセシビリティに使用され、アクセシビリティプロセスと直接関連付けられています。gameoverlayuiはappleの新しいゲームオーバーレイシステムに関連しています。posterboardはロック画面の設定に関連しているようで、そこにショートカットを配置することができますが、まだテスト中のようです。このために「_experimentalnonlaunching」キーが設定されています。
保護されたディレクトリ
オークリー氏はまた、すべての3つのlaunchangelsがrunningboardと呼ばれるライフサイクル管理ツールを参照していることを発見しました。runningboardは現在、エージェントやデーモンと動作しません。appleが将来launchangelsをどのように処理するか、およびメーカーがそれらのための新しいカテゴリの起動ツールを導入した理由はまだ不明です。現在、自分のlaunchangelsを定義することはできず、ディレクトリは保護されています。
launchangelsがユーザーのlibraryフォルダで実行されるか、システム全体で実行されるかは不明です。appleがこのテクノロジーをサードパーティアプリに新しいサービスとして開放する場合、後者の実装は必須となります。開発者にとってのメリットもまだ不明ですが、いずれにしても、この保護機能はangelsが滥用されないようにします。